今日は、佐野石材の現場の第一線で働いている佐野和弘の国家検定挑戦についてのコメントを紹介します。
まもなく結果が出るとは思いますが、すごく頑張ってくれていて頼もしいです。絶対受かってほしいと思います。

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去年の6月の技能講習をスタートに国家1級技能の険しい険しい道のりがスタートしました。
第一回組合青年部 部長の村田さんをはじめ、森川君、浜名石材の森君、イシフクの秀康さんの講師のもとスタート。しかし、その日は、1面けずるだけで、かなりの時間と体力を使ってしまい国家試験の大変さを痛感しました。
しかし、、負けず嫌いの自分は、その日を境に火がつき、真夏の暑い現場のあと、1人、工場で、疲れてる体をふんばりながらの猛特訓の始まり。何回も挫折にぶつかりました。
「こんなの6時間で、出来っこない」「無理だよ」って。
でも、努力は、裏切らないと言う言葉を信じ自分に負けまいと自分で自分を励ましながら頑張り、正月休みさえ返上して練習し、試験に立ち向かいました。まだ結果は、出てませんがこの試験を終えて
① 石への興味 ②道具の大切さ ③物づくりの楽しさ ④ 技術向上
等さまざまなものが身につき、すごく勉強になりました。
今、ほとんどが中国加工に頼りがちな石材業に、こういった昔からの職人さんたちの技術を残していかないといけないと思う。
ついこの間行われた技能グランプリでは、みんな、すごい人たちばかりで見てるだけで、ワクワクしちゃって逆にいつか、自分もこの場にいたい、挑戦したいって言う気持ちで一杯になりました。その道は、そんな簡単じゃない事くらい分かってます。だからこそ練習して練習あるのみです。そして次の世代の人たちにこの物づくりの大切さを伝えていけたらなって思ってます。