4月29日に行われた藤縁フェスティバルに参加をしてきました。「藤縁」とは「若い力を何か社会に役に立つことをしたい」という熱い志を持った、藤枝に縁のある青年で構成する営利を目的としない任意のボランティア団体です。

当社は久遠の松で有名な大慶寺境内での体験コーナーの一角で出店させていただきました。思い出を石に彫ろうという企画で今回特別に材料費込みの300円で体験していただきました。( チャリティ価格です)

お墓に文字やお花を彫ったりする時にサンドブラストという方法を用いています。今回はその方法を一般の方々にも体験していただき、少しでも石のことに興味をもっていただけたらという思いでお手伝いさせていただきました。

まず、石の表面に専用の粘着シートを貼ります。次にシートの上からデザイン画を描いていただき、彫る部分の粘着シートをナイフなどで切って剥がします。次に、細かい砂を機械で吹き付けます。すると、シートを剥がした部分だけが、削れていきます。あとは、粘着シートを剥がしてできあがりです。

お子様の手形やお名前を書いていらっしゃる方や、子供さんが描かれたイラストなど様々でしたが、みなさんとても真剣に取り組んでいらっしゃいました。完成品をお渡した時の笑顔がとても印象的でした。このような体験イベントを通じて普段は石屋というとお墓という少し近寄りがたいものばかり扱っているように思われがちですが、少しでも身近に感じていただけるとうれしいです。 見城