2015年9月28日（月）晴れ
こんにちは！静岡県中部地域で、お墓のお仕事をさせていただいています有限会社 佐野石材の佐野神奈です。
今日は久しぶりに暑かったですね！
昼間は夏かと思う暑さ！
お客様にお出しするお茶をそろそろ温かいものにしようかと思っていましたが、今月いっぱいくらいは冷茶のままにすることにしました。
先日は藤枝市本郷の高山寺に行ってまいりました。
今回は、お施主様のお父様が以前外柵を作ってくださっていたので、石碑のみ建立です。
最近は洋型のお墓が多い中、伝統的な和型をお選びになったお施主様。
和型のお墓は四角の石を積み上げていくシンプルな構成ですが、こちらは角を丸く取ったりして、少し柔らかめの印象を与えるようになっています。
お墓の形は、伝統的だからいいとか古いとか、そういう良し悪しは無く、建てた方・これからお参りする方がお参りしやすい、納得して向き合える形であれば良いと思います。
さて、ここのところお墓の工事をたくさんさせていただいている、こちらの高山寺さまですが、かの有名な今川義元に関係するお寺でもあります。
今川家の跡目争い・花倉の乱が勃発し、義元と争った恵探（今川良真）が逃れてきたのが高山寺です。
その時に義元軍に火を放たれ、伽藍など大方が焼失してしまったそうです。
その後恵探が自刃するのはもう少し奥にある普門寺というお寺ですが、高山寺は戦国史に名が残る名刹であります。
ふと立ち寄るだけのお寺だったり、とりあえずお墓があるからお参りしているいつものお寺だったりするのが、実はいろいろな歴史を持っていたりします。
みなさまも、次お寺に行くときには、是非お寺の由来などの書や看板を読んでみてください。
びっくりするような「発見」があるかもしれません！！
(有)佐野石材 佐野神奈
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