2020年6月5日(金)晴

こんにちは!静岡県中部地域で、お墓のお仕事をさせていただいています有限会社 佐野石材の木野です。

5月24日(日)藤枝おんぱくの佐野石材プログラムとして、「五感で感じる広幡、岡部の石仏サイクリング」を開催しました。

今年のおんぱくは、新型コロナウイルスの感染防止の観点から中止になってしまったのですが、各プログラムは、主催者の判断で開催しても良いということになっていました。

当社としても、開催にあたっては随分と悩みましたが、今回の佐野石材のプログラムは、非常事態宣言も解除された中でのサイクリングということで、屋外の活動ということもあり、三密に配慮しながら開催をさせていただく運びとなりました。

当日は蓮華寺池に集合。朝8時から夕方3時まで、爽やかな初夏の風を感じながら、参加者8名の皆さんと一緒にサイクリングを楽しみました。

今回のサイクリングは、藤枝市のシェアサイクルと小川自転車さん、また、まちづくり藤枝さんのご協力を得て、実現しました。

お借りした自転車は電動アシスト自転車です!アシスト自転車は昔と比べて随分と進化しており、初めての方にも乗りやすく、軽々と進むことができます。今回の走行距離は、なんと35㎞ほど!軽々進むアシスト自転車のおかげで、70歳を越えた方も無理なくご参加いただけました(^^♪

 

まずは、蓮華寺池の駐車場に集合です。本日の行程の確認と、石仏の見方についてお話しました。

 

さぁ!出発!!当日はお天気も良く、絶好のサイクリング日和!電動自転車でスイスイ進みます。なかなかお出かけ出来ない日々が続いていましたので、久しぶりの外の風は気持ちが良いですね!

まずは広幡に到着です。水森の「蛇柳如意輪観世音菩薩」を訪れました。

こちらの石仏は双体道祖神で、この双体道祖神を三つ合わせて六地蔵になっています。このような双体道祖神がみられるのは藤枝ではここだけで、大変珍しい石仏です。こちらは明治時代に作られました。

そして、お堂の横には半跏思惟の如意輪観音様が祀られています。江戸時代中期から後期にかけての300年ほど前の石仏です。

 

次の目的地は横内です。

横内にはその昔岐阜の飛び地として、代官様がいたところでもあり、地元の方たちによってその当時の歴史が伝えられています。このあたりのお地蔵様は、「小川のお地蔵様」の形を持っているものが多くあります。焼津の小川にあるお地蔵様と同じ形のもので、蓮の花に座って半跏の足を投げ出している格好です。

このあたりでは昔から、朝比奈川が決壊して、人々を悩ませていました。そこで川除地蔵として村人の信仰を集めました。

仮宿の交差点近くに、「これより西田中領」という石柱があります。田中城にあるのが本物で、こちらはレプリカです。

 

その後は平松観音へ。今ではほとんど人の訪れることのないうっそうとした草むらの中に、ひっそりと祀られています。

皆さん、真剣に話を聞いてくださいます。

緑の中にある石仏。雰囲気ありますね。。。

 

続いて慈眼寺へ。慈眼寺には、横内を治めていたお代官様のお墓があり、それが今の代官地蔵と言われており、今でもお参りする方がいらっしゃいます。慈眼寺は、横内村唯一のお寺で、地元の方たちに愛されています。

。。。このあたりで、約半分ほど。藤枝の石仏をアシスト自転車で巡るツアー、まだまだ続きます(^^♪

続きは次回のブログでご紹介!

本日もご覧いただきありがとうございました!