2021年2月3日(水)

こんにちは!静岡県中部地域で、お墓のお仕事をさせていただいています有限会社 佐野石材の木野です。

先日、藤枝市の長楽寺で解体、永代供養をしたお客様がいらっしゃいましたので、ご紹介します。

ご依頼の経緯

今回のお客様は、藤枝出身で今は県外にお住まいです。藤枝市の長楽寺に、ご実家の代々続くお墓があるのですが、ご自分は県外に嫁がれていらっしゃり、お墓を継ぐ方がおられないため、解体し、永代供養としたいというご依頼でした。

 

藤枝市長楽寺は山号を青龍山と称し、仁安年間1166~68年に創建された寺院です。山号寺号にまつわる有名な伝説を持ち、町名の由来にもなっている藤枝の名刹です。藤枝市街に隣接していながら、岡出山のふもとに位置し、平地で広い境内は幽寂な雰囲気に包まれ、町中の騒擾さを感じません。大本山は建武4年(1337年)花園法王の勅願によって創建された京都の正法山妙心寺であり、静岡臨済寺の末寺となります。(長楽寺様ホームページより引用)

 

お墓の解体

今までのお墓は、長楽寺墓地の中でも眺めの良い場所にありました。隣には兵隊さんの大きなお墓も並んで建てられていて、立派なお墓です。

 

解体前に、お寺の住職様に魂抜きのお経を読んでいただきます。今までやさしくご家族を見守ってくださっていたご先祖様を、大切に永代供養へお移しします。

 

解体はお隣のお墓を傷つけないように、丁寧に慎重に作業を進めます。今回は坂の上にあるお墓でしたので、すべて手で下ろしました。現場作業は少々大変でした。

 

↑解体後の様子です。すべてきれいに取り除き、整地します。

 

永代供養へ

無事、ご先祖様を永代供養塔へ移すことが出来ました。

お客様は、「県外に住んでいる自分にとっては、実家のお墓は気がかりの一つでした。今回、無事に永代供養とすることが出来て、ホッとしました。これからも時々藤枝に寄ってお参りしたいと思います。」

と安心されていました。

最近は、跡継ぎのいらっしゃらないお墓も増えています。永代供養という方法も、安心してご先祖様をご供養できる、一つの選択肢ですね。喜んで頂いて、良かったです!

 

本日もご覧いただきありがとうございました!