亡き父の夢殿
父の生前、夢殿をイメージした隠居所を建ててあげようと考えていました。父が亡くなり、その望みも叶えられなくなりましたが、親しい方が 「それならお墓をそのようにしてあげれば」 と言ってくれました。生真面目で、コツコツと生きてきた大正生まれの父の事を想い、墓石には父が孫たちによく作ってあげていた折り鶴の影彫りを、八角堂の中には父の事を守って下さる様にと観音様を入れていただき、納骨室にも観音様の影彫りを入れました。父の為に私たちが感謝を込めてしてあげられた最後の仕事です。本当に良いお墓が出来て満足しています。
モチーフにした法隆寺夢殿
胎内佛として観音像を納めました
納骨室
納骨室の救世観音菩薩