和光同塵
〜自分の能力をひけらかしたりせず、
世俗の塵にまみれて生きよ〜
この言葉を墓石に刻みました。話し合ったわけではありませんが、私と妻が人と接するときの方針として心がけてきたことです。石碑にはその言葉とともに家族を見守ってきた掛け軸の絵である寒山拾得を、花立には妻が好きだった椿の花と、私が船の仕事をしていたときに好きだった魚である鯛を彫刻しました。
長い間、二人で仲良くやってきたつもりでも、何かやりそびれたことがあります。それをお墓で表現するというのも違うかもしれませんが、せめて温かみのあるお墓にしたいと思いました。
家族をずっと見守ってきた寒山拾得
妻の好きだった牡丹を水墨画で…
好きな鯛の水墨画