地震対策にもなる地盤改良 D・BOXーK ができるようになりました。
今年1月から、D・BOXという工法を採用しました。認定資格も取得しました。この工法は、砕石を詰めた土のうを地中に敷き詰めることにより、土中の圧力を分散し、地盤改良されます。特徴としては以下のようなものがあります。
- 墓石への地震動の低減効果
- 地盤補強を表層改良の施工で効果を得ることができる。
沼地などの超軟弱地盤の補強にも有効。 - 液状化防止効果
- 凍上防止効果
- 環境にとても優しい
セメントなどの固化剤を一切使用しないため、墓地周辺の樹木や生物に悪影響を与えない。 - 誰もが認める製品
30年間の補償がある。
46ヶ国に通用する国際特許を取得
国土交通省NETISに登録 - 施工資格者が管理する製品
D・BOX施工管理資格者にしか現場管理できない。
藤枝の墓地でも見かける事例として、お墓が土台から傾いてしまっていることがあります。これは田んぼや沼だったところを埋め立てて墓地にした時などによく見られる現象です。このような場合、今までは杭を打ったり、トップベース(コマ杭)工法を使うことによって地盤を持たせるようにしていましたが、地盤調査をした結果それに合う杭を用意する必要があったりで費用がかかるものも多くありました。しかもそれを行っても結果的にはだめなこともあります。しかし、D・BOXは学会でも認められた工法であり、土木現場でも今広がっている工法です。例え沼地だとしてもD・BOXを何段か積み重ねることにより、重い重機がその上に乗っても平気なくらい地盤が改良されてしまいます。
佐野石材では、効果があって費用的にもお勧めできるものがあれば、常に最新のものをお客さまに届けたいと思っております。地震が来ればみんな倒れてしまうから一緒ではなく、震度7もあれば震度5や6もあります。お墓の倒れる震度は4か5と言われる中で自分のお墓だけが倒れてしまえば、それはご先祖さまに申し訳がありません。2009年の地震でもお墓が倒れて欠けた家の方は、本当に悲しい思いをしたと思います。亡くなった大切な方への想いがたくさん詰まったお墓をできるだけ倒れにくくするために、頑張っていきたいと思います。