想いのこもったお墓づくり
当店では、ご要望のあるお客様から文章をいただき、
「想いのこもったお墓づくりパネル」を作成させていただいております。
お墓というのは作っただけでは意味がありません。お参りしてこそのお墓です。
仏教的にはお墓にお参りすることにより、功徳を積み、それを回向(亡くなった方へ向ける)することにより故人が成仏できると考えます。
また、お墓は亡くなってしまった大切な人と会える、話ができる場所でもあります。
できるだけお墓を身近に感じていただけるように、どんな気持ちでお墓を作ったかを残していくことをお勧めしています。
文章にしていただいたものをお墓の写真とともにA4サイズにデザインし、ラミネートしてお渡ししています。
それを後からでもわかるような場所、仏壇などに入れておいていただければ子や孫の代まで語り継がれるお墓になると思います。
よくこんなことがあります。
墓相で作るお墓は、子孫繁栄のためのお墓と言われますが、そんな願いを子孫が知らない場合、
「お父さんなんでこんなに大変なお墓を残したんだろう。お墓にお参りするたびに雑草をとるのに1時間以上かかるので、行きたくなくなるよ」
などと思い、メンテナンスの楽なお墓に作り変えてしまう。
良かれと思ってしたことが、面倒をかける結果となる。そんなことがあります。
作ったときの気持ちは作ったときが一番わかります。お墓は気持ちで作るものです。
是非想いのこもったお墓を子々孫々まで大切にしてください。
記:佐野雅基