「お料理教室&食べ物のおはなし」を開催いたしました(前編)
皆様、こんにちは。
10月になって早10日。月日の過ぎ去るのがあまりに早くて、本当に困ります。
10月は神無月。「神無」の説はいろいろありますが、収穫の季節であることは間違いないので、おいしいものをたくさん食べて楽しみたいですね。
そんな、10月に入ってすぐの2日に、藤枝市のくりっぴープラザ(東海ガスショールーム)2階クッキングスタジオにて、佐野石材創業160年記念イベントの一つである、「お料理教室&食べ物のおはなし」を開催いたしました。
まず、「石材店が、なぜお料理教室?」と不思議に思われた方、多いですよね~
でも無関係ではありません!
お墓は「死」に関係します。「死」は「生」とは表裏一体。そして、生きるためには食べなければなりません。
その「食べる」ということ。これが健康に直結していることを、元気なときは忘れがちです。
そこで、もう一度食べること、食べ物のことを考えてみようと思い、今回のお料理教室開催に至りました。
さて、会場のくりっぴープラザのクッキングスタジオは、お料理教室がよく開かれているところで、最新のガス設備を完備したハイテクキッチンです。
必要なものは全て揃っているので、食材を持って行けばお料理が出来てしまいます。
食器はシンプルで使いやすいものばかり!
お料理が嫌いな人でも、お料理したくなってしまう、すごいところです。
さて、本日の講師は、レストラン「a seed」プロデューサーのjeffrie lauさんとオーナーの大石有紀さんです。
お二人は、お店やインターネットを通じて、食の大切さを発信していらっしゃいます。
主にフェイスブック上で、現代の食についてわかりやすい記事をのせられ、老若男女問わず多くの方がフォロワーになっています。
jeffさんは日本人男性で、ちゃんと日本語が通じます(^^;)芸名みたいなものということです。
この日はjeffさんに食べ物のお話をしていただいて、お料理の方も一緒に作っていきます。
大石さんは食材の準備と、参加者の皆さんのサポートをしてくださいます。
そして、今回は18名の方が参加して下さいました!!ありがとうございます!!
さて、参加者の皆さんがおそろいになったところで、「食べ物のおはなし」をしていただきました。
近年は食品の産地偽装や安全性について、大変問題になっています。
中国での騒ぎは記憶に新しいですね。
jeffさんは、まずは身近な食品添加物や化学調味料のお話から入ります。
食品の裏などにある、原材料表示を見てみると、何かしらカタカナの文字や「~剤」などという文字を見つけます。
「調味料(アミノ酸等)」というのもよく見かけますね。
「調味料(アミノ酸等)」は化学調味料のこと。ただ、即悪いということではなく、問題は、3割が塩分でできているのに塩味をごまかしてしまうことだそうです。
塩味をごまかすのでたくさん食べてしまったりすると、思ったより塩分をとってしまった状態になります。
塩分はとらないのもいけませんが、とりすぎもやはりよくないですね。
食品を買うときは、カゴに入れる前に原材料表示を見るようにしてみるといいですね。
次は調理に入ります。
まずはお米をとぐことから。
お米をとぐと言えば、手のひらでボールなどにすりつけるようにごしごし洗ってしまいますが、それはNG!!
最初は水に浸したらすぐ捨てて、次から優しくとぎます。やさしーくといでいきます。
今回は、ざるを使って、丁寧に洗います。
普段は時間に追われて、適当にといでますので反省です。
お米は、前日に精米したばかり!お米も生ものです。精米は果物の皮をむくことと同じで、むいてしまえばどんどん酸化して味が落ちてしまうそうです。
そうして、といだお米をこちらのキッチンのガスコンロ専用お鍋で炊きます。お米を入れて、水を入れて、すこーし待ってあとはガス台の炊飯マークがついたボタンを押すだけ!自動で炊いてくれます!!
ハイテクですね。ハイテクすぎて、逆に混乱・困惑する場面もありました・・・
お米に水を吸わせている間に、お吸い物作りです。まずはお出汁をとります。
今日のために、特別に借りてきていただいた電動鰹節削り器です!
すごい勢いで鰹節が削られていきます!
こうして削り立て鰹節が用意され、昆布の準備も出来たので、お鍋に水を入れて昆布を浸します。
ご飯を炊き始めるのと同時くらいに、昆布の入ったお鍋に火を付けます。
そして沸騰直前に取り出して、沸騰させたら鰹節をだーーーっと投入!!
鰹節のにおいがスタジオに充満します。・・・はっきり言って、たまりません!とっても幸せなにおいです。
そして、次はメインのお肉です!
ここで、少々長くなりましたので、次回にいたします~