お墓の片づけ
今日もいいお天気でしたね。
ここ2,3日では、まだ暖かい方ではなかったかと思います。
それでも風邪がなかなか治りきらない今日この頃です。
さて、今日はお墓の片づけの話です。
最近、墓じまいなんて言葉がよくきかれますが、お墓を解体することは多々あります。
転居し、故郷にはもう戻るつもりはなく、お墓のみ置いてある。
跡継ぎがおらず、ゆくゆくは無縁墓になってしまう。
お墓がなくなるのは悲しいことですが、そのままにして荒れ放題になるのも申し訳ない。
そんなお気持ちから、このお墓の縁故の方は撤去という選択をされました。
そして、魂抜きのお経が終わった後、縁故の方が自らお骨を出されました。
大変なご供養になると思います。
お墓がなくなるのは悲しいことですが、中にいらした方への気持ちが変わるわけではありません。
お墓の土台は洗い出しといって、コンクリートでできているものでした。
墓石の一番下の台を外すと、納骨室が見えます。
解体完了後、更地の状態になりました。
お墓をしまう理由はいろいろあります。
この選択をしなければならないこともあります。
ただ、考えて考えて、考えぬいてほしいと思います。
その家の歴史がなくなるわけではありませんが、お墓を建てた方の想いを考えて、自分や家族が納得のいくように、考えぬいてほしいと思います。