石臼の目立て

皆様、こんにちは。

今日は雨降り。寒くて困ります・・・

花粉が飛んでいないのはうれしいのですがね・・・

 

さて、今日は珍しいお客様です。

年に1度か2度くらい、お客様が石臼を工場に持ち込まれます。

「石臼の目立て」の依頼です。

石臼は、2つの石を合わせてごりごりと蕎麦や豆などを挽く道具です。

それが使っていると・・・

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石がはがれているというか、線が崩れてしまっているところがあるのがおわかりになりますか?

石臼に使う石は柔らかめなものが多いので、豆や蕎麦を挽くには充分な硬さではありますが、使っている内に石同士の摩擦で石がはがれたりします。

そうなりますと修理が必要で、それを「目立て」といいます。

 

最近は、石臼をお持ちの方が大変珍しくなってしまったようで、弊社でも昔はよく目立てをやったようですが、最近は年に1度くらいでしょうか。

大変貴重な機会です!!