工場にて、金谷の大覚寺のお客様の水鉢に【中輪に嘴合わせ三つ雁金】の家紋を彫りました【静岡県焼津市】
2015年1月15日(金)晴れ
こんにちは!静岡県中部地域で、お墓のお仕事をさせていただいています有限会社 佐野石材の木野です。
暖冬といわれた今年の冬ですが、だんだんと寒く、冬らしくなってきましたね。県内でもインフルエンザが流行り出したとニュースになっていました。予防の基本!【うがい 手洗い】忘れずに!
今日は、去年字彫りしました金谷の大覚寺のお客様の水鉢の家紋をご紹介します。
【中輪に嘴合わせ三つ雁金】です。
スズメのように見えますが(笑)、渡り鳥の「かり(がん)」 の図柄の家紋です。
雁は、昔から「良い知らせを運ぶ」縁起の良い鳥とも考えられていました。中国、漢の武帝の時代、西域への使者となった蘇武が、捕虜となり幽閉されていた時、雁に文を結び祖国に音信を伝えたという故事もあります。
たしかに、秋の空を一筋に飛んでゆく雁の姿は、遠くに住む懐かしい人に手紙を運んでくれるようにも見えますね。
また群れをなして飛ぶところから、絆を象徴する紋としてもデザインされています。
長い首が印象的な雁ですが、家紋の雁は可愛くてユーモラスですね。三羽の雁が嘴を突き合わせて、まるで手をつないでいるようにも見えます。
...でもやっぱり、雁というよりはかわいいスズメに見えてしまいますが(笑)
(有)佐野石材 木野
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