古くなったお墓を解体し、新しく洋型の墓石に建て直しましました! 岳叟寺 石種はグランブルー、白牡丹です。

2019年5月31日(金)曇り

こんにちは!静岡県中部地域で、お墓のお仕事をさせていただいています有限会社 佐野石材の木野です。

 

古くなったお墓を解体し、新しく建て直した事例をご紹介します。

お客様は、以前からお墓を建て直すことをご検討されていたようです。既存のお墓は納骨室も狭く、お骨で一杯になっていました。お客様のご希望を伺いながらご相談を重ねたところ、今後のことも考えて納骨室を広く取った新しいお墓に建て替えることにしました。

 

施工前の写真です。代々大切に受け継がれてきたお墓は、確かに古く痛みも目立っていました。

下の写真が新しいお墓です。グランブルーという少し青みがかった美しい石で、横型のお墓が完成しました。花立にはアヤメの花を彫り、品のある仕上がりになりました。

今回の作業はまず、既存のお墓を解体するところから始まりました。ブロックで囲われて作られた納骨室は狭く、収められるお骨の数も限られ、事実、もう一杯になっていました。

まずはすべてを解体し、更地にします。

30cmほど掘り、しっかりと地固めしたあと、10mmの鉄筋を15cmピッチのマス目を組んで配筋します。さらに斜めにも配筋を施し、しっかりとした基礎を施工します。

15cmから20cmほどの厚みでコンクリートを打ち、基礎の完成です。

以前と比べると、納骨室がこんなに広くなりました!15瓶ほど収めることができます。これで当分の間は、お骨を収める場所に困らずに済みそうです。

真ん中に四角く開いている場所は、コンクリートが打たれておらず、大地とつながり、お骨を土にかえす部分です。水抜きの役目も果たします。

土台部分は、L字型金具で固定します。基礎との接面にも金具をつけて、いつ起こるかもわからない地震に備えます。

四方にも金具を付けて固定します。見えない部分にもしっかりとした耐震対策を施します。

石碑には、免震ゲル「安震はかもり」を付けます。小さなゲルですが、メーカー試験で震度7にも耐えるという、頼もしい存在です。佐野石材では、1段分は標準加工として無料で施工いたします。

今回、納骨室の上は砂利は引かず、フラットな形にしました。その結果、より広く納骨室を取ることができました。

佐野石材ではお墓をお作りする時、お客様の要望を伺いながら、よりご満足いただける完成となるように、様々な提案をさせていただきながら打ち合わせを重ねていきます。

お客様からは「納骨室が狭く、これからお骨を収める場所をどうするか不安に思っていました。今回思い切って、新しいお墓に作り替えたことで、納骨室も広くなり、お墓もきれいに建て替えることが出来て、とても安心することが出来ました。」とおっしゃっていただきました。

お客様の心配事を解決するお手伝いが出来て、担当者もホッとしていました。

 

本日もご覧いただきありがとうございました。

(有)佐野石材 木野
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(有)佐野石材 担当:佐野

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