2019年7月26日(金)晴れ

こんにちは!静岡県中部地域で、お墓のお仕事をさせていただいています有限会社 佐野石材の木野です。

藤枝市にある常楽院にて、想いのこもった素敵なお墓が完成したのでご報告します!

 

石の種類はグランブルー。青みを帯びた濃い色が美しい石です。形はシンプルな洋型ですが、正面には印象的な富士山の影彫りを施しました。枠からはみ出るほど横一杯に広がった雄大な富士の絵柄が、丁寧に彫りこまれています。

前字は「和」の字を選ばれました。お客様のお名前にも使われている字であり、優しく柔らかい印象を人に与えます。また、今年は「令和」元年!お客様は「新しい元号が令和で、お墓にも和の字を彫って。とても縁起が良い気がして嬉しいです。」とおっしゃっていました。

~ご依頼の経緯~

お客様は旦那様が亡くなられてから、子供さんとお二人で暮らしていらっしゃいました。亡くなった旦那様のお墓は墓標を立てただけの簡単なもので、いつかしっかりとお墓を建てなければと考えていらっしゃったようです。

新しいお墓は、同じ場所に建てることになりました。今回お墓を建てるにあたって、息子さんから、お母様の好きなデザインにすれば良いとおっしゃっていただいたそうで、お母様の想いを詰め込んだお墓づくりとなりました。

工事は、今ある墓標を取り外して、基礎から新しく施工し直すところから始まりました。ぐり石を埋め込んで転圧のあと、15cmのマス目を組んで、配筋します。

地震対策には、免震ゲルの「安震はかもり」を取り付けました。大きな地震が起きた時、お墓が倒れないようしっかりと固定します。

お母様は登山が趣味で、全国の山を登り歩き、なんと百名山も登り切ったそうです。お客様のご希望で、石塔の左面には建之の文字と一緒に「百名山登頂」の文字もお彫りしました。大好きな山への想いがいっぱいの、素敵なお墓になりました。

後ろから見るとこんな感じ。石の右側面には、富士山の裾野が正面からつながって描かれています。

 

塔婆立ては土台に直接作りこみ、一体型にしています。背の低い洋型のお墓でも、前から塔婆が見えにくく、すっきりと見えます。後ろには納骨室と外とをつなぐ通気口を二つ付けました。湿気のこもりがちな納骨室に、ほど良く空気が流れます。

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墓石自体はシンプルなデザインですが、あちこちにお客様らしい個性がちりばめられていて、素敵なお墓が完成しました!

 

本日もご覧いただきありがとうございました。

(有)佐野石材 木野
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(有)佐野石材 担当:佐野

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