工場にて、上当間墓地のお客様のお墓に「丸に隅立て四つ目」の家紋を彫りました。【静岡県焼津市 工場】
2016年9月2日（金）晴れ
こんにちは！静岡県中部地域で、お墓のお仕事をさせていただいています有限会社 佐野石材の木野です。
今日は朝から日差しが強くなっています。まだまだ熱中症には気が抜けませんね。次の台風も近づいているようで、しばらく不安定なお天気が続きそうです。
工場では、次々に入る字彫りや加工の作業に追われています。
下の写真は、上当間墓地のお客様の石塔に「丸に隅立て四つ目」の家紋を彫ったものです。
四つ目とは「目結紋」の一つです。
目結いとは、糸を使った絞り染めの技法のことで、鹿子絞りともいいます。布を糸で括って染料に浸すと、括った目のところだけ白く染め残ります。その染め残った模様のことをさし、模様は１から１６目まであります。
相当古くからあった技法のようで、平家物語にも出てくるそうです。
この「丸に隅立て四つ目」の模様も、幾何学的できれいな模様ですね。いろいろなものを家紋の文様にしてしまう昔の人は、面白い発想を持っていたんだなと驚きます！
(有)佐野石材 木野
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