第31回技能グランプリ全国大会に、当社佐野和弘一級技能士が静岡県代表として出場しました!
2021年3月19日(金)
こんにちは!静岡県中部地域で、お墓のお仕事をさせていただいています有限会社 佐野石材の木野です。
先日、2月19日から2月22日にかけて、「第31回技能グランプリ」の全国大会が愛知県で開催されました!
技能グランプリとは、国家資格を持つ一流の技能士(技能検定の特級、一級又は単一等級の資格を持つ)が、己の技能の一層の向上を目指し、その技を競い合う大会です。
今年は前回に引き続き、当社の佐野和弘一級技能士が県大会を見事突破し、静岡県の代表としてこの技能グランプリの全国大会に出場しました!
競技は二日間にわたって行われ、1日目5時間、2日目3時間の計8時間に及びます。与えられた課題に沿って、決められた種類、数の道具のみを使って、すべて手加工で仕上げていきます。1mm差で勝敗が決まるといわれる高い技術に加えて、集中力、忍耐力も問われる厳しい戦いです。
出発前に社員みんなで壮行会を行い、佐野和弘一級技能士を激励しました。
全国から精鋭が集まるこの大会は、普段から高い技術を誇る一級技能士といえども、とても緊張する厳しい戦いとなります。一緒に会場には行けませんが、いつもの力を発揮できるよう、みんなの応援の気持ちを伝えました!
大会は、各選手間隔を取って厳正に行われます。二日間にわたり8時間、それぞれが黙々と石をたたきます。体力と精神力の両方を保つことが要求される、過酷な戦いです。
そしてなんと今回は、両隣が前回のメダリスト! おのずと力が入ります。
また、屋内での大会となり、今回は文字通り熱い(暑い)戦いとなったようでした。
始めは四角いだけだった石が、丸みを帯びた規定の形に整えられていきます。
さすが、全国大会!皆さん素晴らしい出来栄えでした!当社の佐野も全力でやりきってくれました。
今回は、残念ながら入賞は逃し、本人には悔しい思いもあるようですが、忙しい仕事の合間を縫ってコツコツと練習を重ねる姿を私たち仲間は見てきていますので、彼を誇りに思います。
今回は、昨今の事情で無観客での開催となりましたが、オンラインでの配信があり、大会の様子はどなたでも見ることが出来ました。
佐野石材では、「一級技能士のいるお店」として、手加工でのお仕事も承っています。昔ながらの手加工は、機械での加工には無い、温かみや柔らかさが感じられます。手加工を選ばれたお客様には、皆さんに大変喜んでいただいています。ご興味お持ちいただけましたら、ぜひ一度佐野石材までご相談ください。佐野和弘一級技能士が、心を込めて作らせていただきます!
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