お客様のご希望を叶えたシンプルでコンパクトなお墓が完成しました【藤枝市　栄昌寺】

こんにちは！静岡県中部地域で、お墓のお仕事をさせていただいています　有限会社　佐野石材　です。

先日、お客様のご希望を叶えたシンプルでコンパクトなお墓が完成しましたのでご紹介します。

ご相談の経緯

今回のお客様は元々お墓がありましたが、奥様が亡くなられたことをきっかけに
新しいお墓を建てたいとのことでご来店されました。
葬儀社様のご担当の方より「お墓を建てるなら佐野石材さんがおすすめですよ」とご紹介いただいたとのことです。
展示場にあるシンプルでコンパクトな洋型タイプのお墓を気に入っていただき
ご希望のご予算内で進めさせていただきました。

 

完成したお墓のご紹介

ぼかしが入っていますが、正面にはご主人様のお名前の一部と奥様の名前の一部を彫らせていただいております。
「○○家」というように彫られる方が多い中、他のお墓とは違うご主人様のこだわりが詰まったお墓になりました。
上にはユリ、下には桜のデザインが施され優しい雰囲気です。

 

石碑は中国産のG654を使用し、外柵は中国産の白御影石を使用しています。
外柵の白色が明るい雰囲気の印象を与え、石碑の色をより際立たせます。
墓誌は建てずに、石碑のサイドに先祖代々の方のお名前を彫らせていただきました。

スラブ一体型塔婆に加工しています。
スラブに塔婆を立てるための穴を開けることで、塔婆立てを置く必要なくなりすっきりとした印象になります。
佐野石材がご提案させていただいているスラブ一体型塔婆立てはコンパクトなお墓にぴったりの仕様です。

 

お墓の解体～土台作り

工事の様子をご紹介します。

もともとあった古いお墓を解体して更地に土台を作っていきます。

ぐり石を並べ、ランマーという機械で転圧をかけます。

鉄筋を入れていきます。

息抜きの穴と呼ばれるところ以外はコンクリートを打っていきます。
この「息抜きの穴」は水抜きの役割も果たしますが、大地とお墓のお部屋がつながっているとされています。

 

外柵作り～お墓の完成

外柵作りからお墓の完成までをご紹介します。

写真の白い部分はほぞと呼ばれる部分で、上に重ねる中板がカチッとはまり、構造的にズレないようになっています。

さらにＬ字金具でしっかりと固定しています。

 

中板をはめ、ステンピンを打っていきL字金具で固定します。
上に重ねるスラブなどをそのピンにはめ込んでいきます。
これを「ピン接合」と呼んでいます。

石碑を重ねる部分には免震ゲルを使用します。
免震ゲルは石碑の重さによって枚数も変えていきます。

外柵は耐震対策、石碑は免震対策をすることで地震に強いお墓作りをしていきます。

お墓の完成です！

 

お客様より

彫りたい文字やご予算も明確だったお客様。ご希望通りの仕上がりになったとご満足いただけました。
お墓を新しくしたことで、お墓参りが日課になっているとのことでした。
素敵なお墓が完成して弊社スタッフも大変嬉しく思います。

本日もご覧頂きましてありがとうございました。

 

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