天に在っては比翼の鳥、地に在っては連理の枝
この想いで共に過ごした日々忘れ難く、妻急逝の所以でしょうか、今日に至るもその事実を素直に容認出来ぬ迷い多い晦冥の日々を過ごす裡での墓碑の建立でした。ならば、せめて夢寐の間でも共に在って連理の枝、比翼の鳥ならん、との万感の思いを託した結果、墓碑銘「夢」に至りました。
夢寐の間にも妻の慈愛と厳しさ、叱咤激励の声なき声を私と共に家族が受けとめ、短命に終った妻の想いを総べて引継ぎ懸命に励げむ気構えを持ってくれればこれに勝る墓碑銘なし、との想いを胸一杯に、一周忌の終った墓碑を後に致しました。
美・威を具備した立派な墓碑を建立して下さって本当に有難うございました。
奥様の好きな秋桜の影彫り
右側には荷物入れ